2007年04月14日

『ブラッド・ダイアモンド』

『ディパーティッド』観そびれた私ですが・・・
『ブラッド・ダイアモンド』の方は何とか、便乗する事ができました。blooddiamond.jpg

English Journalの今月号で、この映画に関するレオ殿のインタビューが教材になってまして、彼の並々ならぬ熱意&エコ魂を感じまして、こりゃ〜見とこう、と。

話の組み立てがすんなり作られていて凄く見やすかったです。
アフリカでの実際の紛争ダイアモンドの実態を出来るだけリアルに描いた、かなり濃いメッセージ性のある作品にも関わらず、レオ殿が出る決め手となったと仰る”エンターテイメント性”もバッチリ。
最初の40分くらいで大まかに主な登場人物が殆ど出てきて、彼らがダイアを巡って、どこでもう一度出会い、どんな風に関わっていくのか?焦点があっちゃこっちゃ行かず、とても分かりやすい組み立てでした。

前半はジャイモン・フンスー演じるソロモンの話(紛争ダイアを隠してしまった事、子供がレジスタンスの軍隊に誘拐されてしまう、などなど・・・)が中心になってレオ殿扮するアーチェのキャラは薄めです(とにかく軽い・・・)
後半になると、やっとアーチェの重たい身の上話など盛り込まれて、ダイヤ密売人だったアーチェがソロモンや女性記者(ジェニファー・コネリー)に囲まれて変わっていくのですが、ココもそんなにクドくないのです。
あくまで主役はこの物語のメッセージだと思うんで、レオ殿の役柄をサラッと作ってたあたりがキモのような。
でも、レオ殿、体張って頑張ってたなぁ〜!

殆どずっと逃げたり銃を撃ったりの場面なんですが、たまに逆境の中、ジョークを飛ばす時の笑い方とか、可愛い童顔を残しながらも、とても感じのいい30代のお顔になってきました。ニヒルに「ブッ(笑)」(←語尾にブッ、って得体の知れない音が何故か付くんです)と笑う仕草も渋くなって参りましたね。

『アビエイター』のオールバック&タキシード=七五三ルックより、わたしゃ、ヒゲぼうぼう、ナチュラルヘアー、カーゴパンツのレオ殿が見ててなぜだか安心したりする(笑)。。。
その辺がレオナルド・エコプリオたる所以??

それと、ジャイモン・フンスーの熱演に引き込まれました。
レオ殿より台詞&出番が多いのでは?と思うくらい、重要な役どころ。

かなりリアルな銃撃の場面の連続なので爆音とかが、体の調子が悪い方とか大きい音が苦手な方にはキツイかな?
(私、途中、ちょっとだけ頭がクラッとしました・・・)

アーチェ、女性記者マディーとの恋愛話も、友達以上恋人未満、と言う関係で主題プラスアルファ、くらいで良い感じでした。

アーチェが最後、銃撃戦で1人取り残される場面。
『誰が為に鐘は鳴る』のラストシーンでのゲーリー・クーパーをふと、思い出しました。

『ナイロビの蜂』などもそうですが・・・
映画作品を通じて発展途上国内の内乱、犠牲になってる人たちはどう言う人たちなのか、血塗られたお金を手にしているのは誰なのか、知ることができました。
日本で暮らしていて、遠く離れた国の出来事は自分からは殆ど知ることが出来ません。
ハリウッドを中心にこう言ったメッセージの作品、続けて作って欲しいです。
情報が一本化しがちな今、スターたちが体を張って、あらゆる国際的な問題を投げかけてくれる・・・そう言う時代になったわけですね。


posted by uniko at 19:02| Comment(2) | TrackBack(1) | 思い出のシネスクリーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうそう、わかりやすい映画でしたね。
よくできた映画。
エンターテインメントとしてグッド。
なんですが…。

「誰が為に鐘は鳴る」、やはり思い出しますよね!
Posted by ボー・BJ・ジングルズ at 2007年06月14日 23:55
☆ボーさん
おっ、ココにも『誰が為に・・・』を思い出した方が!岩の陰に隠れて銃撃戦に備えるラストシーンはクーパーさまそのもの・・・でしたネ。
岩場に潜む角度、銃を持つ角度まで似ていたような・・・(確認しないと分からんけど・・・)
書いてたら、ショートカットの美しいバーグマンを久しぶりに見たくなったでーーー!
Posted by uniko@ニャンくん at 2007年06月15日 22:04
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「ブラッド・ダイヤモンド」
Excerpt: 実は、あまり観る気がなかった映画だ。 ただ、評判がいいのは知っていた。 直接、背中を押されたのは、映画ファン友達のKさんから面と向かって(実際に会ったからだけど)、お勧めを受けたからだった。 そ..
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